Ride 03: 多摩川サイクリングロード ~ 奥多摩湖 ~ 相模湖
日時: 2013年8月21日
ルート: 百合ヶ丘 ~ 多摩川サイクリングロード(矢野口~立川)~ 奥多摩湖 ~ 鶴峠 ~ 相模湖 ~ 橋本 ~ 百合ヶ丘
距離: 約153km
道の楽しさ: A-
<ルート雑感>
奥多摩を目指してみようと出発して多摩川サイクリングロードを上流へ。この日は立川付近で国道に出て、そこからはずっと車道を走った。奥多摩までの国道は車も多い区間もあるが、道幅のゆとりは全体的にまあまあ。青梅を抜けたあたりからは道が狭くなるが、車も減るため、むしろストレスの少ない感じになった。
一番走っていて気持ちよかったのが奥多摩湖の周り。天気の具合もよく、平日だったせいか車も少なく、とてもよかった。一番キツかったのは相模湖に抜ける途中にあった鶴峠。
朝7:30に家を出発し、矢野口から多摩川のサイクリングロードへ。
ひたすら上流に向かってさかのぼる。
天気は薄曇り。平日の朝ということもあって、サイクリングロードも人はまばら。
立川付近のこの場所でサイクリングロードが終了。本当はこの数百メートル先から復活していて、羽村のほうまで続いているのだけれど、この時はそのことを知らなかったため、ここからは国道を走っていった。
快適なサイクリングロードから、車のひしめく国道へ。
青梅マラソンスタート地点。随分前に一度出場したことが。
とにかく奥多摩街道に沿ってひたすら進む。
青梅を過ぎたあたりから道が登りに。
とはいえ、傾斜はそれほどきつくなく、坂の間に平地区間も混ざるので、そこまでしんどい道というわけではなかった。
御岳に到着。ここまでくれば奥多摩もそう遠くない。
何かイベントが予定されていた模様。
標高も少しずつ上がり、少し涼しくなってきたようにも。
トンネルを抜けて
ちょっと進むと奥多摩駅に到着。
時間は12時28分。家を出てから5時間くらい。
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東京都とは思えないほど自然豊かな奥多摩。
さらに先にある奥多摩湖を目指してみる。
奥多摩駅から奥多摩湖までが実は結構登り。勾配もそれまでに比べるとややきつめ。
奥多摩湖に到着。
湖の周りはこうした休憩場所などがちょろっとあるだけで、わりと何もない感じ。お店も一軒も見当たらず、ここで昼食を食べるか調達しようと思っていた自分は、完全に当てがはずれることに。
体力的には余裕があったので、ここから南方にある相模湖に抜けて帰ってみることに。
空が晴れ始め、湖が太陽の光で輝き始める。人工のダム湖であることなど忘れさせる美しさ。たとえはじめは人の手で作られた自然であろうと、それはどこかの時点でもう本当の自然となるのだ。
…なんてことが頭をよぎる。
この湖沿いの道は、この日走っていて一番気持ちがよかった区間となった。
東京都から山梨県へ。
さらに山の奥に来たような感覚。
それにしても、
奥多摩駅以降、食べ物を買える場所が全然ないのは想定外だった。
このあたりから段々空腹が激しくなる。
湖から離れ、さらに国道からわき道にそれて南に向かう。
このあたりの道は普段から車もあまり通らないようで、道も荒れていた。しかもここから登りが始まる。
なぜか自分は奥多摩から相模湖までは下り基調で、一気にぴゃーっと行けるだろうと思い込んでいた。ところがどっこい、奥多摩湖と相模湖の間には「鶴峠」という、結構な勾配の峠越えが待っていたのだった。
しかも店はおろか自動販売機すらない環境の中で、自分は奥多摩湖での昼食を期待して大分前から食べ物を摂取しておらず、飲み物も水筒の4分の1程度しか残っていないという致命的なミスを犯す。
補給食すら持ってなかったのだから、自転車乗りの方々から怒られそうだけど、この日はそれでほんとにひどい思いをしたので、以降補給食や水分の携帯には気をつけるようになった。
エネルギー切れの自分の前に立ちはだかった鶴峠の登り。
つづらよりも、むしろこういう直線の登りがキツイ。
いつ終わるんだろうと思いながらひーひー登っていく。
そしてついに見えたッ…峠の頂点が。
偶然だけど、Wikipediaに使われてる写真と自分が撮った写真がアングル的にそっくりだった。
鶴峠 (山梨県) - Wikipedia
標高870mなのでそこまで高いというわけではないかもしれないけれど、この登りはほんとにしんどかった。勾配も結構きつかった気がするのだけれど、それはエネルギー切れだったからなのか、それとも元気なときでもやはりきつかったのか、そのうちもう一回トライしてみたい気もする。
ルートラボの高低グラフだとこんな感じ。
65km地点から75km地点くらいまでのフラットな区間が奥多摩湖の周辺で、その先にぴょこっと突き出ているところが鶴峠。
そしてここからはついに下り! 少し登りもあったけど、鶴峠から上野原まではほぼ下りかフラット基調だった印象。
頭の中にあるのは上野原または相模湖で何を食べるか、ということだけ。
と思っていたら山間の集落でこんな店を見つけ、
吸い込まれるように入ってそばを注文。
こんなうまいメシを食べたのはいつ以来か、思い出せないほどおいしかった。
食物のありがたみ。しみじみ。
元気になった身体で山を下りると、そこは上野原の町。
そこからは国道沿いに家を目指して東へ。相模湖までもあと6km。
しかしここで突如豪雨が降り出す。ラーメン屋に入って時間潰したりしたものの、なかなか止まないので、結局雨の中走っていくことに。
ということでこのあとは写真がほとんど撮れていない。
このあとは津久井湖を通って橋本を抜け、あとはひたすらペダルをこぎ
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