Ryi’s bike & run

神奈川近辺の走って楽しい自転車ルートを探索中

ISMサドルを購入

少し前のことですが、テスト用に借りたSMPサドルを返却した際に、同じ自転車屋でISMサドルを購入してきました。

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値段は19,500円(税抜き)
サドルの中では結構高いほうじゃないでしょうか。


ISM、Astvte、SMPと3種類のサドルを試した結果、前立腺等への負荷においてはやはりこれがひとつ抜けている…という判断にいたりました。

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ISM seats are optimally shaped, and very different than typical bike seats. Traditional seats are based on a century-old design, and are associated with discomfort, numbness, and a variety medical problems.

Our patented, anatomical design is nose-less and features two independent front arms. This results in superior blood flow, no numbness, and unprecedented comfort and performance. Enjoy the freedom ride a bike for fun and fitness, with no negative side effects.

(紙に書いてあった説明文)
ISMサドルは一般的な自転車のサドルとは非常に形状が異なっています。一般的なサドルは1世紀前から変わらないデザインを基にして作られており、不快感やしびれ、その他様々な医学的問題の要因となっています。

身体構造学に基づき、特許も取得している我が社のデザインは、先端部がなく、2本の独立したフロントアームによって構成されています。これによりしっかりとした血流を確保することができ、しびれが生じることもなく、かつてないレベルの快適性とパフォーマンスをもたらすことが可能となっています。ネガティブな副作用から解放された、自由なライドをお楽しみください。


なんだかこの説明文を読むかぎりイイこと尽くしって感じがしますが、実際は尻が痛くなったりとか、いろいろと簡単にはいかないとこもあると思います。

一応2回試走に行って感想を書いているので、興味がある方は以下をお読みください。

 





(そして話はやや横道に)


今回SMPサドルを返却しに行った際に、店にいた店員さん(以前とは違う人)の対応がかなり横柄で、ちょっと思い出したことがありました。この時はいっそ店で買うのはやめてネット(Wiggle)で注文してしまおうかとも思ったんですが、3つもテスト用サドルを貸してもらった上でその店で買わないのはさすがに仁義にもとると思い、やはりその場で購入してきました。

すごく親切な店員さんも知っているのであまり強くは言いたくないですが、実際に経験していることだし、このカルチャーは変わってほしいと思っているので思い切って言ってしまうと、ロードなどを扱ってるスポーツバイク専門店の店員さんは、どこか上から目線の人が多い印象があります。 

僕はロードを始める前にママチャリに乗っていた期間が長く、しかしそのママチャリを改造して北海道にツーリングに行ったりとかしていました。そのため、しばしばロード用のサドルとかステムとかクロス用のハンドルバーとかトークリップとか買ってママチャリに取り付けていたことがあり、その際に店であからさまに邪険に扱われた(ほとんどバカにされた)経験があるので、少々偏見を持ってるとこもあります。

「このパーツをママチャリにつけるんですか? 無理だからやめたほうがいいっすよ」 
⇒全然つけられた
「いや、ウチはスポーツバイク専門店なんでママチャリの人は対象外ですね」

とか、ママチャリだって同じ自転車じゃないか、なぜ差別するのだ、と当時はこういう経験もあってむしろスポーツバイク乗りに対して悪い印象を持っていたくらいでした。今はそんなことはありませんが。

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(改造したママチャリ)

自分もロードに乗るようになってからは、さすがに当時のような対応は受けなくなりましたが、たまに知識のなさを嘲笑されているような気持ちになることもあります。このあたりの感覚は秋葉原のPCショップの店員なんかにも似通ったところがあると個人的に思ったりしてます。最初に言ったようにすごくよい店員さんも知っているので、店や人それぞれだというのも確かですが(以前にあって、もうなくなった新宿の大型自転車店のJは、いつ行ってもひどい対応でしたが)。

なんにせよ僕は今でもママチャリという自転車には思い入れがあり、たまに自転車イベントとかでママチャリで出場してる人を見ると、ついつい嬉しくなって話しかけてしまうのは、やっぱりこういう経験が自分の中に残っているからなのだろうなと思います。