Ride 05: 京都 ~ 琵琶湖一周サイクリング
日時: 2013年9月9日
ルート: 京都市内 ~ 琵琶湖~ 京都市内
距離: 215km(琵琶湖周辺だけだと約185km)
所要時間:約15時間(休憩含む)
道の楽しさ: A+
<ルート雑感>
京都市内から琵琶湖まではちょっとした小山を越えてゆく(約15kmの行程)のだが、結果的に全行程で最もアップダウンがきついのがこの京都から琵琶湖へと抜ける道となった。
琵琶湖に着いてからはフラット、フラット、フラット。湖の北側などにちょっとした登りはあったのものの、ほぼ全面フラットといってよく、サイクリングロードやそれに類似した走りやすい道が設置されているところが多いので、かなり走りやすかった。
湖西岸には車のプレッシャーを感じながら走らなくてはならないポイントがあったが、北側は景色が美しく、東側はちょっと感動してしまうくらい道が整備されていて、人気があるのも頷けるルートだった。
京都まで来たからにはやはりこの場所。
一周すると200km近くもある日本最大の湖。サイクリストにも人気のある場所らしい。現地の友人いわく、琵琶湖を自転車で一周することを「琵琶一(びわいち)」と言うのだとか。
ということでせっかくならこの「琵琶一」を達成してみたい、と挑戦してみることに。
朝5時に京都市内の友人宅を出発。
京都市内を走り抜け、
丘をふたつくらい越え、琵琶湖の大津港に到着。何気にこの市内から湖までの行程がまあまあきつかった。
大津から少し南下したところで近江大橋を渡り、琵琶湖の東岸へ。
琵琶湖を左手に見る形で走る。道はほぼ完全フラット。
しばらく北上すると、琵琶湖大橋という大きな橋が見えてくる。これより北は湖が広くなるせいか橋が一切かかっていないので、西側に渡るにはこれが最後のチャンスとなる。
しかし今回は琵琶湖一周が目的なので、橋は渡らずそのまま北上。
コンビニの入口に空気入れの貸し出しを伝える張り紙が。サイクリストが多いのだろうなあと感じる。
琵琶湖大橋を過ぎたところにあったコンビニで朝食。サイクリングコースになっているコンビニにはこうやって外にテーブルや椅子が設置されているところが多い気がする。
個人的にライドの最中にこうしたコンビニのテーブルでコーヒーを飲むのが至福の時。
朝食を取り、湖に沿ってさらに北上。
琵琶湖の東側の道は基本的にこんな感じで、車道からは独立した形で走り続けることができる。普段クルマにまみれる神奈川の道を走っている身としては「え、こんな快適でいいんですかー?」と言いたくなるくらい走りやすかった。
この日は天気も最高。サイクリングの喜びを十二分に堪能する日に。
湖畔にあったオシャレなカフェレストラン。
途中ちょっと湖から外れて森の中を通るポイントがあった。
コンビニにもバイクスタンドが。
たまにこうして湖岸からそれるときもあるものの、
大部分においてはこのように湖沿いを走ることができる。
やっぱり琵琶湖は広い。
この日は天気がよかったせいか対岸が見えた。
琵琶湖に着いてからすでに6時間ほど経過。
まだ東岸が終わらず、帰りは何時になるのやらと思い始め
多少ペースを上げつつ走り、
ようやく琵琶湖の東岸の終わりに到達。
琵琶湖の北岸側は「奥琵琶湖」と呼ばれ、琵琶湖の中でも一番美しい場所だと言われているらしい。
確かに綺麗。
北側はサイクリングロード的なものはなかったものの、それほど車は通らなかったのでのんびり景色を楽しみながら走ることができた。
いやー、琵琶湖はいい。
景色もそうだけど、道が走りやすいというのはサイクリストにとっては何よりの喜びなのだなと実感する。
琵琶湖の周辺はこのように休みながら湖を見れるスポットが
北岸が終わり西岸を走りはじめると、湖の中にこのような鳥居が出現。白髭神社、と言うらしい。
こういう風景に不意に出会えたりするのも、自転車旅の醍醐味だなと思う。
日本の風景は、やはりきれい。
琵琶湖も残すところあと4分の1くらい。太陽が沈み始め
午後7時過ぎ、琵琶湖スタート地点となった大津港に到着。
12時間くらいかかったけど、なんとか琵琶一達成!
このあと京都まで帰り、結果的に総距離約215km。一日に走った距離としてはロードバイクを買って以来最長となったものの、全体的に道が走りやすかったので快適に走りきることができた。
唯一難点を挙げるとすれば西側だが、東側と北側が文句のつけようがないくらい走りやすかったので、とにかくいいライドだったという印象。機会があればまた走りたい。
この日のルート:
(標高グラフを見ると琵琶湖がどれだけフラットか、よくわかると思います)